★新耐震基準の家なら安心?…答えはNOですね。
昭和56年6月以降の住宅は新耐震基準になっているから安心かというと…
当時の基準に合っていても現在の住宅から見ると安心ではありません。
木造住宅の耐震診断はお家の間口(正面)方向と奥行き(側面)方向に
建物を支えられる壁がどれだけあるのかを調べて数値化します。
壁に土台と梁につながっている(筋交)部材が入っているとか
壁の材料は何でできているのかとか、
壁1枚1枚の強さをひとつひとつ拾い出します。
そして、この壁の量(割合)で建物の強度を表します。
間口方向と奥行き方向について
それぞれに必要な量の壁が入っているのかを数値化します。
そしてその壁の配置で建物の剛性は変わります。
剛性とは「変形のしづらさ」のこと
古い家をちょっと頭に思い浮かべてください。
1階も2階も南に窓がたくさんありませんか?
縁側はほとんど全部掃き出し窓ですよね?
そして、和室の壁はほとんど障子や襖になっていて壁がとても少ない
南側のお家を支える壁が少なすぎて…配置バランスは良くない…
ということは剛性が低いということになり、お家は変形しやすい状態です。
壁の配置について配慮しなくてはいけないと
建築基準法が変わったのは2000年以降です。
2000年より前に建てられたお家をリフォームする予定があるなら
特に間取りの変更を考えている方は注意が必要です。
耐震性について診断し、確認をしてから間取りの変更をする
間取りを変更するのであれば…
壁を補強するとか 壁バランスを検討できると
これまでよりは安心して暮らすことができるかも

株式会社フェスティナ・レンテ
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