耐震
2025年6月10日

★耐震補強工事の基本、知ってます?★

耐震補強工事と一括りにされているけど

何を考えてどんなことをするのか簡単にお伝えします。

お家の耐震性能に影響するのは

 ・壁

 ・基礎

 ・屋根

大きくはこの3つ。

建築を知っている人は、当たり前だと思うだろうけど

あくまで一般の皆様への説明だからとにかく簡単にします。

同業者の方は大きな気持ちで読んでください。

まず耐震の基本はお家を支えることのできる壁が

どれだけあるかです。

東西方向と南北方向に必要な量が入っているかが大切

(Ⅹ方向とY 方向っていう言い方が一般的)

さらにこの壁の配置に偏りがないかも重要

耐震工事ではお家を支えられる壁の量を確保して

さらにバランスよく壁を配置することをします。

お家を支えられる壁にする方法は

筋交いを入れたり、構造用合板を貼ったり、

金物を取り付けたりします。

さらにその壁を支える基礎がどうなっているのか

お家を支える壁の下には基礎がなくては

お家の荷重を支えられませんよね

耐震工事でお家を支える壁の下に基礎を作ります。

そして屋根は壁と基礎に支えられているので

軽い方が少ない壁で支えることができます。

古いお家は土と瓦が載っていて重たい…。

それらを下ろして屋根を軽いものに葺き替えるのは効果的です。

地震の時に頭が重くて大きく揺れるのを避けられるだけでなく

壁や基礎の補強も少なくて済みます。

瓦屋根に合わせて耐震するのも良いですが、

築40年以上のお家だと、屋根が傷んでいるお家もあります。

瓦に合わせて耐震工事をして10年後屋根葺き替えなんて悲しい。

耐震を検討する際には屋根の状態も良く見てくださいね。

これは余談ですが…

耐震が気になるなら、屋根の下地が痛む前に葺き替えた方が良いです!

(屋根の下地まで施工すると確認申請が必要になる場合があります。)

耐震補強工事の基本は

・お家を軽量化

・お家を支える壁と基礎の量の確保

・お家を支える壁と基礎のバランスよい配置

テキストのイラストのようです

株式会社フェスティナ・レンテ

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